伊勢西国三十三所 25番札所 勅願院観音寺
祭 祀:如意輪観世音菩薩
御真言:おん ばらだはんどめい うん
御本尊:阿弥陀如来
JR南四日市駅より徒歩 約8分
勅願院観音寺の駐車場情報
南四日市駅から歩くと裏側駐車場から入ることになります

勅願院観音寺駐車場
町中のお寺なので、広い駐車スペースが確保してあります。ラインはとくに引いてなかったので、仲良く並んで駐車してください(笑)
さあ境内へ
と思ったら、二つ入口があります。右側には墓地が並んでいます。

お墓の中にズンズン入っていくのは抵抗があるので左側の入口から入りたいと思います。
駐車場左側の入口の先
入口の先に進むと

勅願院左側入口

越えられそうな高さでしたが、一日中歩きづめで足に来ていたので、大人しく引き返します。
右側の入口の先、墓地の中を通って勅願院観音寺の境内へ入りました。
右側の入口から入ると
鬼瓦がお出迎え
以前の本堂で使われていた鬼瓦でしょう。平成6年本堂修復記念と彫ってあります。屋根の上にあるよりも地上で見たほうが迫力があり、魔除けになるような気がします。
四日市の富田の長興寺でも鬼瓦を地上で見ることが出来ました。
伊勢西国三十三所 勅願院観音寺山門
駐車場側から来ましたが、折角なので正面から入ります

勅願院山門
駐車場側とはまったく違った厳粛な雰囲気。竜宮城に来たような気分です。一度境内に入りましたが、中は見なかったことにして再入場(笑)
昭和の30年代の建造と書いてありましたが、そんなに古い感じはしません。今まで見てきた中ではかなりきれいで立派です。
勅願院 山門前の石碑

勅願院観音寺の石碑
寺領内殺生禁止!
浄土宗のお寺でご本尊は浄土真宗と同じ阿弥陀様ですが、こちらの方が厳しそうです。


山門にある葵紋
わかりにくいですが、屋根の上には水戸黄門で有名な葵紋が並んでいます。徳川家とゆかりがあるのか?と思いましたが


門をくぐって境内へ入ります
伊勢西国三十三所 勅願院観音寺 境内
門から続く石畳の先に本堂が見えます

勅願院観音寺本堂
如意輪観音の祀られている本堂。浄土宗なのでご本尊は阿弥陀如来ですが、祀られている観音様は四足八鳥(ろくろみ)観音と呼ばれその姿は日本唯一とのこと。どのような配置になっているんでしょうか?本堂の中が気になります。
伊勢西国三十三所観音霊場の案内板
本日4度目

伊勢西国三十三所の案内板
やはりありました伊勢西国三十三所の案内板。今日一日で何度も見ました。亀山の山奥のお寺ですらあるこの看板。アプリを入れておけばよかったのかも…
でももう後の祭りです

巡礼始めたばかりの頃は建ってなかったし写真にも残ってないかも。
勅願院観音寺 本堂前で読経します
本堂は閉まっていましたので、ここで読経

勅願院本堂前
般若心経に続き御真言 御本尊が阿弥陀如来なのでお念仏を唱えます。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏
そして阿弥陀如来の真言も おん ありみた ていせい からうん
続いて如意輪観音の真言
本日ここまで亀山市のお寺を4件お参りしてきましたが、本堂内を見られたのは1件のみ。できれば最後の締めくくりで拝見したいところです。
そして今気付きましたが、セルフ御朱印が置いてない!
庫裏の方で御朱印をお願いしたいと思います
庫裏に行くその前に鐘をついている人がいました

勅願院鐘楼
読経をしていると、タイミングよく鐘楼のから鐘の音が聞こえてきました。どうやらお爺ちゃんとお孫さんが鐘をついているようです。
こんなに堂々と鐘をつけるなんて、お寺の方だと思いましたが、話しかけると違うとのこと(笑)

※四国八十八ヶ所の霊場ではOKのところもけっこうあるようです。ただし帰りにつくのは縁起が悪い。
勅願院観音寺の庫裏
インターホンを押してみると

勅願院の庫裏
応答なし。扉に鍵はかかっていなかったので、開けて中の方に声をかけましたが、だれもいらっしゃらないんでしょうか?
工事していたので大工さんに聞いてみます

修復中の庫裏
わかりにくいですが、脚立の上に大工さんの姿が見えます。

ああ、車がないからお留守みたいですね
これは痛恨だ…

15分くらい待ちましたが、お戻りになられないようでしたので、本日はタイムアップで…ご縁がありませんでした。
こういうときにせめてアプリを入れておいたならスマホに足跡が残ったんだろうけど、今更遅い。
次回多気郡のお寺に行った帰りにリベンジしたいと思います!

ここで6日目は終了、7日目の計画ルートへ