伊勢西国三十三所観音霊場 第27番札所 長興寺
祭 祀:聖観世音菩薩
御真言:おん おろりきゃ そわか
近鉄富田駅から徒歩5分
長興寺駐車場情報
車で来るならやっぱり必要、駐車場。恒例になってきていますが

長興寺駐車場
本堂の左端に駐車スペースがありました。他の車も停まっていたので参拝者は停めていいと思います。(未確認)
本堂右側は庫裏(お寺の方の居住スペース)になっていたので、停めるのは控えた方がいいと思われます。
以上駐車場情報でした
四日市市富田 長興寺の本堂
四日市の街中に突如現われる立派な建造物

長興寺本堂
立派な本堂。目に入った瞬間ババ~ンと効果音が鳴ったような気がしました。山寺から下ってきたせいか近代寺がまぶしく感じますが、私の大好物の趣(おもむき)という点ではややポイント減。100年くらい経てばいい風合いになるかもしれませんが(笑)
こちらは平成13年に建てられた本堂だそうです。やはり新しく建てるとなるとお寺も近代建築の方が建てやすいのでしょうか?東京も最都心部ではマンションのようなお寺も多かったです。
長興寺の石碑 不許葷酒入山門
不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)
意味:修行の妨げになる香りの強いもの(ねぎ、ニラ、ニンニク等)や酒を山門より先に持ち込むことを禁じる!たまに禅宗のお寺で見ることができる石碑。戒壇石(かいだんせき)と言ったりします。本格禅寺だった頃の名残。落語の蒟蒻問答でも登場することもあります。
もう一点、中央の石碑に注目「三重梅花六十五番」という表記もあります。二つの霊場を兼ねているということなので、御朱印を押す際は注意してください。
※梅の花はありませんでした。
長興寺の十六羅漢
本堂の左脇に安置してあります

十六羅漢
ひっそりとたたずむ羅漢さん達。大変徳の高いお坊さん達です。本堂を近代建築にするさいに、移築したものと思われます。本堂ばかりに気を取られていると見落としてしまいそうになります。
長興寺の鬼瓦
こちらも前の古い本堂の名残かな?

長興寺の鬼瓦
こちらも本堂の脇にひっそりと安置されていますが、かなり大きくて立派な鬼瓦。火の鳥(鳳凰編)を思い出してしまいます。今は近代的で立派なお寺ですが、以前は瓦屋根の味わい深い大伽藍があったのではないでしょうか?平成13年建設ってことは結構最近ですよね?

長興寺本堂でお参り
さあ本堂で観音様とご対面…と思ったら

お参りをと思ったら
扉に鍵がかかっていました。閉まってはいますが、扉の前で読経します。

本堂開けてもらえないかな~と思いましたが、庫裏(居住スペース)はもろ街中の普通の家なので、いきなり行っては迷惑かな?と思い断念。無人の山寺ではあるあるですが…
長興寺の御朱印受付
本堂の右側、庫裏の目の前にあります

長興寺御朱印受付
ではセルフで御朱印を頂きましょう。
御朱印を押すときの注意点
スタンプの文字に注目

長興寺の御朱印スタンプ
伊勢西国三十三所観音霊場と三重梅花観音の御朱印スタンプが同じケースに入っていますので、ボ~っとしてると間違えてしまいます。ご注意ください。
伊勢西国三十三所 27番札所 長興寺の御朱印

伊勢西国長興寺の御朱印
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