伊勢西国三十三所観音霊場 4番札所田宮寺に到着
祭 祀:十一面観世音菩薩
御真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
JR田丸駅から徒歩40分
田丸駅そばからレンタサイクル15分くらいだと思います
げんきバス(事前予約制バス)ならすぐ
集落内を通りなんとか田宮寺に到着。集落は迷路なので通らない方がいいです。グーグルマップを使えばよかった…
伊勢西国三十三所 田宮寺の駐車場情報
もはや恒例

田宮寺スロープ
お寺の敷地の周りには停める場所はなさそうです。ですが、境内に続くスロープがあるので、そこから入り境内に停めることが可能です。

田宮寺駐車スペース
ただ停めていいという表示はありませんでしたので、自己責任で停めてください!(タイヤの跡があり、誰かが停めた形跡はありましたが…)
田宮寺の境内へ入ります

田宮寺の境内へ
境内へ入りましたが、お寺っぽさはなく、普通の公園のような様子。さきほど道を聞いたおばあさんが、田宮寺を知らなかったという可能性も考えられなくもありません。

うちの近所にもこういうところありますね。小さいお堂のある公園。盆踊りがあったり、地蔵盆の行事があったり夏だけ賑わっていたような思い出があります。
伊勢西国三十三所 田宮寺の地蔵堂
入り口から入ってすぐ

地蔵堂
小さい地蔵堂ですが、鰐口が設置してあります。近づくとピカッとライトが灯ります。こちらはセキュリティーが施されています。
伊勢西国三十三所 田宮寺の本堂
こじんまりとした本堂

田宮寺の本堂
公園の中に何気なく建っているといった感じの本堂。警備中のシールがあるわけでもなく、なんだか無防備。国指定の重要文化財がおさめられているとはとても思えない…

盗まれないように賽銭箱が置いてないのがせめてもの防犯でしょうか?
本堂内には金色に輝く宝塔とその奥に、小さめの十一面観音(小さいので細部までは確認できず)が安置されていました。
一番奥の厨子?には三つ葵の紋が彫り込んでありました。扉の向こうにあるのが本物の御本尊でしょうか?



隣のお堂
完全に無人というわけではなく、隣のお堂の仏花は新しいものが供えられていました。そういえば公園のようになっている境内は掃除が行き届いています。
セキュリティーの方は完全に性善説によって成り立っているようです。

田宮寺本堂でお参りしたいと思います
今日はずいぶん歩いた…本日最後の般若心経。
息も絶え絶え唱えて御朱印をいただきます。
伊勢西国三十三所 田宮寺の御朱印受付
本堂の脇の謎の箱

田宮寺の御朱印箱
無人寺なので御朱印はセルフ。御朱印はどこかな?と探していると本堂の左脇にビニールに包まれた箱が。

田宮寺御朱印受付
ビニールに包まれて置いてありました。もしや四六時中この場所に置いてあるのでしょうか?「住職 合掌」と書いてありますが、本当に存在するのかどうかも謎です。
御朱印代は本堂の賽銭箱へ
扉の隙間から入れるタイプの賽銭箱

伊勢西国 田宮寺賽銭箱
賽銭箱が設置されていないと「この穴に入れやがれ!」と言われているようで、ちょっとクスっと笑ってしまいます。
伊勢西国三十三所 4番札所田宮寺の御朱印
御朱印をセルフでペタリ。左側に余計なものまで押してしまったかも…

伊勢西国田宮寺御朱印
伊勢西国三十三所観音霊場巡礼 7日目終了
思わぬ予定変更で田宮寺へお参りしましたが、1件だけ浮いていた玉城町のお寺をお参りできたのは悪くない成果です。
次回こそ本日行く予定だった、大台町の9番札所 千福寺へ行きます!何度も連呼したデマンドタクシーにも乗りますよ!

三重県南勢地区のJR豆知識
四日市から名古屋まで乗るとJRの方が安いですが、南勢地区にはちょっとカラクリがあります。

三重県JR線
JR田丸駅から17:04の松阪行きに乗り、多気駅で名古屋行き快速みえ号に乗り換えて帰ります。
しかし不思議なことにそのままJRだけで帰るよりも 多気駅で快速みえ号に乗った後、津で近鉄に乗り換えた方がなぜか電車賃が安い。
理由は、ずっとJRに乗っている感覚ですが途中で伊勢鉄道の線路を通るので、その分 利用料?を徴収され運賃が割り増しになるというからくり!
疲れていて津でわざわざ近鉄に乗り換えるのが面倒なので、そのままJRで眠りこけながら帰ることにします。
伊勢西国観音霊場巡礼7日目が終了