伊勢西国三十三所 千福寺(柳原観音)を出発
ここから歩いて注連指口バス停を目指します。
注連指口バス停までのルート確認
伊勢西国千福寺から注連指口バス停までを簡単な図にするとこんな感じ

ルートの確認
宮川沿いに歩いて、数キロ先の橋を渡った先に注連指口バス停があります。そこで乗ったバスは宮川沿いに戻る方向へ走り、國束寺の最寄の平生バス停へ。
何が難易度を高くしているかというと見ての通り宮川を渡れる橋が極端に少ない!
千福寺の目の前から渡れれば、あっという間にバス通りに行けるのに!
國束寺方面へ直接歩く手段も考えましたが、そちらの方が恐らく遠いのであきらめました。
とにかく宮川が邪魔!


まあきれいな宮川を眺めながらのんびりと歩きたいと思います。
伊勢西国三十三所千福寺の看板
今更発見した例の看板

伊勢西国三十三所千福寺の看板
よく見ると千福寺の敷地の外に このおなじみの看板がありました。

注連指口バス停へ向けて出発
バスの時間も考えて千福寺を出発
お寺の門前のおはこ市
千福寺から出てすぐにある建物

大台町おはこ市
千福寺の門前には毎月18日の縁日にオープンする市場の建物があります。十八日開催ということでおはこ市というそうです。名物酒まんじゅうが人気!柳原観音にお参りするなら18日を勧めします。

注連指口バス停へのルートへ戻ります

千福寺を背にして
千福寺を出て正面の家に突き当たって左へ進みます。
宮川沿いの県道709号線へ
集落をぼちぼち歩いて県道へ

ここからしばらく一本道
この辺りは民家もありますが、しばらく歩くと宮川沿いの県道に合流します。
民家が途切れ県道へ
方角的に左手側が宮川なはずです

大台町県道
片側一車線。けっこう車が通ります。先ほど千福寺であったカポー(夫婦?)が真っ赤なスポーツカーで追い抜いていきました。
四国遍路だとこういうとき


こういう流れもあったりなかったり

大台町の貴重な補給ポイント
自販機があります

大台町のオアシス
馬いもの駅という道の駅的な場所がありました。店舗内はタマゴや野菜売り場になっており、携帯して食べられるようなものは残念ながらなし。
敷地内に貴重な自販機があるので水を補給しておきます。
この辺りから日陰まったくなし

どこまでも続く県道
県道の両サイドには田んぼ、畑、ソーラーパネルが断続的に続きます。畑ではお茶や枝豆のほか、珍しいものだと高野槙(こうやまき)が育てられていました。しかし暑いせいか人は見かけず。
大台町のソーラーパネル
ソーラーパネル。かなりの頻度で見かけます

ソーラーパネル
以前は畑だった場所でしょうか?大規模なソーラーパネルを頻繁に見かけます。
自然が失われていくな~…というより発電でペイ出来てるの?という方が気になります(笑)
これだけ遮蔽物がないと発電効率はよさそうですが。


宮川はどこにあるんだ?
県道沿いの田んぼ

田んぼ道
さっきから歩きながら宮川を探していますが、川があるような雰囲気すらなし。どうやら田んぼや林に遮られて見えないようです。


宮川を遮る茶畑
茶畑ですが、お茶は刈り取られたあとのよう。写真ではわかりづらいですが、葉っぱの部分だけ坊主になっていました。
一見のどかですが

電気柵
さっきからずっと柵や電線は通っていましたが、感電注意!の看板はここがはじめて。侵入するつもりはありませんが…

第一村人発見
ここでようやく人に会いました

第一村人発見
もちろん日本列島ダーツの旅ではないので、無用なトラブルを避けるため声はかけません。
人は見かけませんが、やたら大台町の広報車は通ります。
・熱中症に注意してください。
・交通事故に注意してください。


もしかして警戒されてたかな?いやまさか(笑)
遠くの方にこれから渡る予定の橋が見えました
あそこまで まだ結構距離がありそうです

向こうに見える橋
ちょっと林が途切れて橋が見えたところで

宮川が見えた
一瞬だけ気の間から宮川が見えました。もっと手前に橋があればバス停まで近いんですが…

そういえば栃原駅にはありましたが、千福寺にはおおっぴらには手洗いの案内はありませんでした。この県道沿いには借りられそうな商店の類はなし。
もちろん人の目が皆無だからと言って、立ちしょんするわけにはいきません。
選択肢
・汗で水分を出してしまう
・國束寺まで我慢する
併せ技をしながら國束寺までもたせようと思います。國束寺に手洗いがあるかどうかは未知数ですが…
いきなり熊野古道
突然現われた熊野古道の標識

熊野古道の標識
今まで通ってきた県道は世界遺産熊野古道だったんでしょうか?もっと石畳の山道のイメージがありましたが?
熊野古道と言われてさっき来た道を振り返ってみました。

やっぱりただの県道709号線

まさかのガッカリ世界遺産か?
調べてみると伊勢神宮から和歌山県の新宮に向かうための巡礼の道。れっきとした熊野古道とのこと。
ええ?世界遺産?ただの県道やん!とか言わない!
宮川に合流する濁川
県道を進んでいくと途中で橋があります

宮川に合流する川
グーグルマップを見ながら歩いていたら この下を流れる川の名前がなんと濁川。

これでも濁川
全然濁ってない。近所の川に比べれば100倍くらいきれいな川でしたよ!
ここを過ぎればそろそろ橋への分岐点です。

県道の分岐点
ようやく民家や信号など文明的なものが見えてきました。最初の信号で左方向へ。その先宮川にかかる橋になります。

宮川にかかる橋
先に見えるのが宮川にかかる田口大橋。やっと宮川を渡ることができます。渡ってしまえばそこからは度会町です。
田口大橋から宮川を見た風景
天気は晴れ。梅雨明けの暑い日でしたが橋の上は清々しい風が吹いていました。
なんだか遠くに来たな~という気分にさせられます。
洲になっている部分に舟が着けてありますが、川下りもやってるんでしょうか?

田口大橋から見た宮川東側
流れはわりと穏やか。ここに来るまで清流と鮎をPRする看板を見かけました。舟の上から鮎を釣る楽しいでしょう。

ここからは度会町
大台町から度会町へ入りました

度会町
四日市の水沢、いなべの石榑(いしぐれ)などと並んで、度会町はお茶の生産量で有名です。(三重県はお茶の生産量全国第3位)
自販機発見
道の駅依頼の自販機

久々に見た自販機
三重県のお茶の生産量は第3位ですが、自販機の生産量は全国1位のはずです。
※四日市の富士電機工業は自販機シェアナンバー1。
なのになんでこんなに自販機が少ないのか?
写真の自販機は草に埋もれていましたが、ちゃんと営業しておりました。
自販機も少ないけど 公衆トイレも少ない。肛門括約筋の方に意識を全集中させないと下の方は着替えを持ってないのでえらいことになります。
突き当りを左でバス通りへ
茶畑と田んぼ道を抜けていくと見えるバス通り

田んぼ道を突っ切って
ようやくバス通りが見えてきました。バスの到着まで10分ほどあります。けっこういいペースで歩いてきたようです。

バス停らしきもの
100mほど先にバス停らしきものが見えてきました。
ようやく到着 注連指口バス停

注連指口バス停
度会町営バス注連指口バス停に到着。けっこう歩いたはずですが、景色がよかったので体感時間は短め
ここからバスに乗り平生バス停で降り、伊勢西国元9番札所國束寺を目指します!