伊勢西国三十三所巡礼5日目 西桑名駅からスタート
近鉄、JRの桑名駅に降り立ちました。

桑名駅前ロータリー
桑名駅の駅舎は改装工事がなされ、かなりきれいになっていました。しかし昔と勝手が違うので少し迷ってしまいました(笑)
桑名市内の札所の巡礼には三交バスを使う手もありますが、今回はローカル線 三岐鉄道を使いたいと思います。
※多度方面は今回は省く。三十三番が最後のゴールと勝手に決めているから(^^;
桑名駅から三交バスを使ってまわるなら
31番 勧学寺 桑名高校前バス停で下車(桑名駅西口から歩いても15分)
30番 安渡寺 星川バス停で下車
番外 大福田寺 桑高口バス停下車(桑名駅西口から歩いても5分)
旅の最初で番外や元何番はパスと言っておきながら、大福田寺は寄ります。じゃないと勧学寺の御朱印受付が大福田寺になっているので…
桑名が地元の友達から情報収集
桑名市内の札所を回るにあたって、交通や地理的なことでアドバイスを求めたところ、驚いたことに誰も勧学寺を知らない!
こういうお寺だよとパンフレットを見せると、なぜか口を揃えて「ああ、走井山(はしりいざん)か!」となぜか山号で呼ぶ不思議。
勧学寺は全体的に広い山地となっているため、敷地内にお寺と公園があり、彼らは花見をするための公園と認識しているようです。


ただ貴重な地元ならではの情報も聞けました。
北勢線は地元の高校生で混むから、朝っぱらから乗らない方がいい
北勢線は桑名工業の生徒が片側に寄って乗った時 重さで脱線した
いやいや上のは嘘で停車中にみんなで寄り切りで倒した
七和から西桑名までチャリで競争して北勢線に勝った

都市伝説レベルだし
西桑名駅から勧学寺へ出発
桑名駅の南側にあるのに西桑名駅

三岐鉄道西桑名駅
近鉄、JR桑名駅東口から降りて徒歩5分。案内板があるので迷うことなく西桑名駅に到着。ここから北勢線に乗って出発です。
三岐鉄道北勢線はナローゲージと呼ばれる線路幅が762mmしかない日本でも3箇所しかない非常にレアな路線です。四日市のあすなろう鉄道も同じ線路幅。762mm 途中まで語呂合わせでナローなのか?
三岐鉄道1日乗り放題パス
乗り降りを繰り返すならこれ

北勢線一日乗車券
馬道、星川、阿下喜と何度も乗り降りすることを見越して乗り放題券を購入1200円也。北勢線どころか三岐線まで乗れるため、元が取れるのでおススメです!
しかも切符を買うために、いちいち自販機で小銭を出すロスが減るのもいいところ。ただし、無人駅では乗り降りの際、変なカメラみたいなのに この券をかざさないといけないので、そこは一長一短。
8時44分楚原行きの電車に乗車します。
※楚原行きは終点阿下喜まで行かないのでご注意ください。
北勢線車内の様子
乗るだけでテンション上がる北勢線。あまりきょろきょろすると不審者みたい

前の椅子に足が届く
線路幅が762mmしかないということで、自然と電車の幅も狭くなるのは自然の理。このように隣の車両にいるおっさんの足が向かいのシートに届きそうです。
行儀よく座らないとトラブルの元(笑)
マスキングテープでふさいだ跡
なにかを修理したのか?隠したのか?

なんかふさいである
シートはきれいなんですが、なぜかところどころマスキングテープで塞いであります。煙でも出るんでしょうか?
夏になると活躍する扇風機?
レトロな扇風機の大群

北勢線の車内
エアコンはついていないのか扇風機が天井からぶら下がっています。窓は締め切らず開けるんでしょうか?スズメバチでも乱入してきたら阿鼻叫喚の渦ですが笑
そして吊革に注目 ちょっとカーブすると左右にガッチャンガッチャン揺れてなんだか楽しい!
左側の建物が窓から手の届く距離に建っていて大変スリリング!家と電車が近いゾーンがけっこうあって最高時速40kmしか出ていないのに異様に速く感じたりします。
上記 貶しているんじゃありません。たいへんいい!
なんだかんだと楽しんでいるうちに、西桑名から一駅なのであっという間に最初の目的地 馬道駅に到着。
さっそく勧学寺へ