お寺 桑名

伊勢西国三十三所観音霊場 31番札所 走井山勧学寺【5日目その2】

伊勢西国三十三所 第31番札所 走井山勧学寺

御本尊:千手観世音菩薩
御真言:おん ばざら たらま きりく

三岐鉄道北勢線 馬道駅下りてすぐの石段を登る 徒歩5分

馬道駅で北勢線を降りて伊勢西国三十三所 勧学寺へ

8時48分 馬道駅に降り立ちました。住宅が並ぶ細い路地の中にひっそりと佇む無人駅。降りるとすぐに阿下喜方面の方向に勧学寺の石段が見えます。アクセスよし!

勧学寺へ行く前に時刻表をチェック。ローカル線なので乗り過ごしによる時間のロスは避けたいところ。勧学寺→大福田寺をまわって9時43分の電車までに馬道駅へ戻ろうと思います。

ちょっと急ぎすぎかな?

線路の向こうは石段だった

石段が見えますが、手前は踏み切り

走井山石段1

ということは

走井山石段2

お寺との境界線を電車が通過します。ちょっと不思議な光景。お寺が先にあったのか?線路が先に通ったのか?

そりゃあお寺が先に決まってるやん

ゴーッ!っと轟音を響かせて通過するわけではなく、各駅停車なのでガッタンコ~、ガッタンコ~とエッチラオッチラ通過していく姿に趣があります。

レアな車両、珍しい風景。ここ鉄道写真の撮影スポットとしてポイント高いんじゃないでしょうか?

となると右上の近代的マンション邪魔だな…

走井山の広い境内地

勧学寺は走井山という低めの山の頂に位置しています

走井山の鳥居

走井山の鳥居

山の中には鳥居あり、花見が出来る公園ありと敷地はかなり広いです。元々は戦国時代の山城もあったとのこと。

勧学寺の桜

勧学寺の桜

石段の途中には桜の木がトンネルのように植えられており、それが山頂や公園の方まで続いています。桑名の桜の名所のひとつでしょう。走井山(勧学寺)=花見の場所と認識する人がいてもおかしくないのかも?

4月12日現在 写真の通り現在は散っていますが…

石段の途中にある公園入り口

石段の途中に分岐する石段

走井山公園入り口

走井山公園入り口

石段の左側に現われる石段。ここから公園の方へ行けるようです。「勧学寺って何?」とリアクションした地元の友達にとっては花見の出来る公園こそが走井山の本体!

あ、でも今まで通ってきた桜の木のトンネルを見ていると、そんな名所で花見ができるのはちょっとうらやましい。信心はなくても桜は美しい。

わたしはゆっくりお参りするために敢えて桜の時期を外してきたんですからね!

ウソじゃないよ?

勧学寺の本堂が見えてきました

山頂に位置する本堂

長い石段を上って行くと、本堂が見えてきます。境内は色々な仏様が祀られているようです。左端の旗に書かれているのは
へその緒観音の文字。近くへ行くと小さなお堂がありました。

さて、へその緒観音の御真言は…

たぶんありません。メインで祀られているのは本堂の千手観音です(笑)

大変珍しい仏足石

一見よく見る仏足石ですが実は

仏足石

仏足石

なんだかとてもきれいな足跡。新しいものなのかな?と思っていたら作られたのは江戸時代末期で作者は不明。

しかし大変珍しい形で分類上「勧学寺様式」と言っても過言ではないとのこと。四国八十八ヶ所とか全国に無数にある仏足石の中でも珍しいものが桑名にあるとは!奴らに教えてやらねば(笑)

何のご利益あるのかなあ~

このドッシリ安定した足跡 きっと健脚にご利益があるはず。今日はたくさん歩く予定なので手を合わせておきました。

山頂からの景色

桜の木で遮られてはいますが

花見スポット

花見スポット

桜の木で遠くまで見渡すことはできませんが、花見の季節は大変きれいでしょう。昔に比べると桑名って高層マンション増えたなあ。

勧学寺本堂へ上がらせていただきます

では本堂へ

では本堂へ

境内はこじんまりとしていますが、きれいに整えられています。

本堂のガラス戸には鍵がかかっておらず、中でお参りすることができました。

勧学寺本堂への階段

勧学寺本堂への階段

本堂は土足厳禁。普通は木製の建造物なので、靴のまま上がる方が抵抗がありそうですが、今回の巡礼でけっこう靴のままOKなお寺も多いことに驚きました!基準はなんなのか?なぞが残ります。

走じるしのスリッパ

走井山スリッパ

走マークのスリッパ

本堂に入るときに見つけたスリッパ。よく見るとつま先部分に「走」マークが入っているということは、ここを管理している地元の世話人の方も"勧学寺"じゃなくて"走井山"と認識しているのでは?もしかしてそれが桑名市民のスタンダードなのか?

いや、まあどうでもいい話なんですが…

本堂内の天井に描かれた龍の絵

下から見上げた天井絵

勧学寺天井絵

勧学寺天井の龍

写真左側がおそらく頭部。かなり古いもののようで消えかかっています。現場で見ているときには気づきませんでしたが、写真であらためて見ると、鱗部分等かなり精緻に描かれているのがわかります。

こういう古い絵は筆入れして修復してもきれいになりますが、その反面 趣がなくなってしまいます。ずっとこのままの状態で
参拝者を迎えてほしいです。

御本尊に手を合わせてから読経をし、御朱印を頂きに大福田寺へ向かいたいと思います。

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