金剛座寺から伊勢西国三十三所11番 近長谷寺を目指します
金剛座寺 趣のあるいいお寺でした

登って来た山道
登って来た山道を引き返しますが、少し気になるところを確認してから向かいたいと思います。
行きにスルーしてきた金剛座寺本堂方面との分岐点の先です。
金剛座寺本堂との分岐点
山中の謎の分岐点

突然分岐点
今度はいつ来られるのかわかりませんし、気になることは確認しておきたいと思います。左側の先にある久遠陵ってなんでしょう?古墳かな?
仁徳天皇陵って教科書に出てきましたよね?

進んだ先には
だたの野っぱらが

分岐点の先にあるもの
先へ進んでみましたが、見事に何もない!予想通り空き地が広がっているだけでした。転がっている岩が「陵」だったのかな?それにしても高尾谷と本堂というのも謎のままで終わってしまいました。
金剛座寺からビーフロードへ
先ほど出迎えてくれた仏様の間を通って広い道路へ

金剛座寺出入口
敷地から出て右へ曲がり、ビーフロードへ再び入ります。ここからアップダウンが続きますが、山道と違って歩きやすい。
アスファルトは膝に来る!という意見もありますが、葉っぱや石が転がっている山道に比べると文明万歳です!
ず~っと続く直線道路
見通しが良くて、歩いている奴が皆無
となるとドライバーはどうするか?
カッ飛ばす人が多いです!
左側の方が日影が多いですが、背後から車が猛スピードで追い抜いていくので、右側を歩いた方が安全です。

時々見える多気町の集落
左手側が突然ひらけて

時々見える集落
今通っている道は森を切り開いて作られた道のようですが、時々切れ目から集落が見えます。なんともいい景色。
周辺には大量のウグイスがおり、静かな山道に鳴き声がこだまします。「法華経、法華経」言いますが、私は真宗門徒なので唱えたことはありません(笑)

まだ梅雨入り前ですが、夏はセミがうるさそうです。
ちょっと見通しの悪い場所
出会いがしらに注意

カーブに注意
端っこギリギリを歩いているのに、追い抜いていく車があからさまにセンターラインへ膨らんで避けていきます。
この辺りにはたま~に農作業をしている人と遭遇しました。挨拶してもなぜかガン無視

近長谷寺の看板が見えて着ました
長い道のりでしたがようやく分岐点

看板が見えてきました
さあ右に曲がろうかなというところで、前方を見るともう一つの看板が
近長谷寺まっすぐの案内板
どっちに行けばいいのか?

近長谷寺はどっち?
わかりにくいですが、黒いワンボックスカーの左側にも茶色い看板があり、「右へ行け」と書いてあります…
右に曲がり山道方面へ
これ以上歩くのが嫌なので、近いほう(すぐ右)へ進路を取ります

右の山道方面へ

しかし「長谷観音道口」と看板が出ていますので、間違ってはいないはず。山の方に見えるタンクを目印に歩きます。

山の上に見えるタンク
この先にある公民館の外側にトイレがあります。そこがファイナルトイレです。山頂のお寺にはトイレはありませんでした。
タンクに到着 そこから近長谷寺への登山道へ
近長谷寺の案内板があります

タンクの脇から登山道へ
タンクに向かって右側から登山道へ入ります。入り口は狭いですが、舗装されており車でも通行可能です。
参道の前に駐車スペースもありますので、気にせず車で上ってください。というか逆にこの辺りに駐車スペースがありません。
タンクの横に細道がありますが
近長谷寺方向とは異なる細道

麓で見た分岐の先
麓の分岐で真っ直ぐ行っていたら、ここに出たんでしょう

近長谷寺はどっち?
東側(歩いてきた方向)からきた場合、真っ直ぐ進んでいたらただの遠回りでした。細そうな道でしたし、ここで真っ直ぐ行くメリットはなさそうです。
近長谷寺へ続く山道
車で行くとけっこう狭い

近長谷寺の山道
左側は崖になっているので、慎重に運転してください。すれ違いが大変な場所も散見されます。
歩いていると茂みからガサガサと頻繁に音がします。たいていトカゲですが、こんなにトカゲを見たのははじめて。10年分くらい遭遇しました。
トカゲならまだマシ!こんな狭い山道で長い奴がニョロんと出てきたら逃げるしかありません…
頂上付近では軽トラの横で談笑している高齢者が3人いました。後で気づきましたがどうやら近長谷寺を管理されている方達だったようです。

遠くまで見渡せます
時々現われる切れ目から見た景色

ここも景色は良好

甘い!もっと遠くでした(笑)
ここで山道はゴール
ここから近長谷寺の参道に道は続きます

突然ひらけたところ
ここまでは車で来ることが出来ますが、近長谷寺本堂にたどり着くまでには、さっきよりも急な山道を登らないといけません。
今までの札所はすべて、お寺の敷地の近くに駐車することができましたが、ここはそういうわけには行きません。
もしかしたら 伊勢西国三十三所の中では到達するのが一番難しい札所かもしれません。