伊勢西国三十三所観音霊場 近長谷寺から 12番札所 神宮寺へ
パンフレットに載っているあの巨大観音様とは会えず仕舞いでしたが、充分山寺を堪能しました。名残惜しいですがスケジュールを考えて先を急ぎます。
現在時刻は12:00少し前。次の神宮寺でお参りしてから5km先の栃原駅に13:35までに到着しなければデマンドタクシーに間に合いません。
伊勢西国三十三所 近長谷寺を出発
もと来た方向の山道を下ります

近長谷寺の帰りの山道
行きは登りが辛かったですが、帰りは帰りで下りが急勾配。体力的には楽ですが、滑り落ちる危険があるので気を使います。
葉っぱや石を踏まないように注意!
山道から出てビーフロードへ
金剛座寺から通ってきた広い道路です

再びビーフロードへ
今度は右方向。また 先ほどの何もないビーフロードへ戻ります。店もなければ自販機もない。
よく老人のアクセルとブレーキの踏み間違い事故が起こると「免許返納しろ!」と声が上がりますが、免許返納したら完全に生活が詰むレベル。
ビーフロードを真っ直ぐ行くと
丹生大師2.4kmの看板

丹生大師への分かれ道
丹生大師への案内板があるかと思えば、先ほどお参りして山を降りてきた近長谷寺も同じ方向へ行けの看板が…

なぞのゾーンですが
500m進んでみると
近長谷寺へ続く山道の入り口発見

近長谷寺への裏道
ここで右折すると結局、おそらくタンクの脇に出て同じ山道に出ます。しかしこちらの方が気が鬱蒼と茂っていて、道が細い印象があります。
すでに近長谷寺でお参りして来た人はまっすぐ神宮寺を目指しましょう。
ビーフロード 何もない道ですが一瞬奇跡がw
プリウスが停まってくれました

一直線
写真には写っていませんが、私の50mほど先でプリウスが停まりました。こんな所をトボトボ歩くなんて、あまりの不憫さに乗せてくれようとしたのかも?
な~んにもない道で車が停まる理由はそれしか考えられませんが、30秒ほどで行ってしまいました。


乗っている人はどんな人かわかりませんが、車内ではこんなやりとりがあったのかも…
トンネル 上は伊勢自動車道
涼しいのでちょっと休憩

伊勢自動車道のトンネル
トンネル内は日差しが届かないので、かなり過ごしやすい。しかし上は伊勢自動車道なので断続的に車が通り、そのたびに凄い音がするので、落ち着きません。立ち止まって休めるような場所ではありませんでした。
四国遍路の本を読んでいるとよくこういう記述が出てきます
トンネルを通ろうとするが歩道がなく、大型トラックがビュンビュン通るため生きた心地がしなかった。

ここで左へ入って集落方面へ
すごく見づらいですが、棒が立っています

ビーフロードの分岐点
このあたりで左折し、集落方面へ。集落までは麦畑が広がります。一本先で緑の看板を目印に左へ曲がっても可です。
一本先で左へ曲がったところ
結局同じところへ出ます
どちらで左へ曲がっても 先にある道しるべの方向へ向かえばすぐに集落にたどり着きます。
道しるべを確認
ほとんど文字は消えています

丹生大師1.1km
さっき丹生大師まで2.4kmの看板があったから、ここまで1.3km歩いたことになります。

この佐奈駅からスタートした時に近長谷寺2.5kmの看板がありました。看板の距離感はちょっと怪しげです。
多気町に広がる麦畑
稲じゃなくて麦は見るのは珍しい

多気町に広がる麦畑
道中に見てきた田んぼの稲は青々としていましたが、麦はご覧の通り茶色になっています。よくビールの缶や広告で見るあの状態。
パンなどになって一粒くらい私の口にも入ったりするんでしょうか?繋がっていくご縁を想像してしまいますが。


麦畑を過ぎると集落へ入ります
山道ばかりだったので民家が多いと安心します

多気町の集落へ
ビーフロードには食べ物屋さんはおろか 自販機すらありませんでした。人気のある場所に出たのを機会に、ここらで食べ物屋さんを探したいところです。
何も目印はありませんがここで左へ
あとは神宮寺まで一直線

ここで左へ
やたらカーブミラーがある一角。この先はやや坂道になっているので、坂を下る前に左方向へ。あとは真っ直ぐ行けば目的地の神宮寺です。
伊勢西国三十三所 神宮寺に到着
神宮寺の山門らしきものが見えます

神宮寺に到着
民家の中にいきなり現われる茂った木々と白壁。間違いなくお寺です。というか左側に丹生大師駐車場という看板がありました(笑)
伊勢西国三十三所12番札所神宮寺に到着!