伊勢西国三十三所観音霊場 22番札所宗徳寺に到着
祭 祀:十一面観世音菩薩
御真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
御本尊:釈迦如来
JR亀山駅から野登ルートのバスで40分 両尾バス停下車 徒歩6分。
スロープを登りきると宗徳寺の境内に
宗徳寺に到着 現在時刻10:20
いちおう今後の予定確認 11:30までにJR亀山駅までなんとか戻り円福寺行きのバスに乗る。忘れないようにしないといけません。

宗徳寺境内
曹洞宗の寺院なのでご本尊は釈迦如来。釈迦如来をお祀りする本堂と十一面観音をお祀りする観音堂とに建物が分かれています。
宗徳寺駐車場情報
ここで車で来た方のために駐車場情報。上の画像と同じですが、よく見てください。

伊勢西国宗徳寺駐車場
境内の砂利には先ほどのスロープから続くタイヤの跡があります。そして庫裏の車庫にはプリウス。


車でお越しの方は、境内の端に停めさせていただきましょう。(電話で問い合わせた方がいいかもしれません)
見晴らしがいい宗徳寺の境内
宗徳寺の境内から見た両尾の町

両尾の町
小高い丘の上に建っているので 町を一望できます。安土城の天守閣から町を見下ろす信長になったような気分。いや城ではないですが(笑)
宗徳寺の鐘楼
なかなか趣のある鐘楼

宗徳寺の鐘楼
町を見下ろす位置にある鐘楼。江戸の町では時を告げる鐘が浅草や増上寺に設置されており、鐘をつく回数によって人々に現時刻を知らせたそうです。
もしかしてここもそういう役割を果たしていたのかもしれません。
しかし ここで鐘を思い切りぶっ放したら町中に響き渡りさぞかし気分がいいことでしょう。


伊勢西国三十三所 宗徳寺の本堂
ではまず本堂の前で手を合わせます

宗徳寺本堂
釈迦如来が安置されている本堂。現時点では閉まっていてご本尊は見えず。
犯人はおまえだ!


南無釈迦牟尼仏 南無釈迦牟尼仏
伊勢西国三十三所 宗徳寺の観音堂へ
宗徳寺の奥にある観音堂

宗徳寺観音堂
内山観音として信仰される観音堂。中を見ると中央の厨子は閉まっていましたが、両脇には金色の小観音像がたくさん安置されていました。
ではこちらで般若心経と御真言を唱えます。

観音堂前
読経が終わりました。御朱印を頂こうと受付を探しましたが見つかりません。お堂が閉まっているお寺というのはセルフ朱印が脇に置いてあるパターンが多いのですが…
例外:16番 密蔵院
宗徳寺の庫裏の方で聞いてみます
お留守だったらかなりやばいな…

御朱印は庫裏で頂きました
庫裏のインターホンを押すと住職に対応して頂きました。一安心

ありがたいことに本堂に上げて頂けることに。

宗徳寺の本堂内
本堂の中。天井蒔絵が立派です。一枚一枚手描きで絵師をしている檀家さんが年月を掛けて描いたそうです。
夏のもの冬のもの十二支と絵には法則があるようですが、

左右の余間に座った時、どれかひとつご縁のあるものがあって、必ず正対する絵があるのだそうです。
他にも色々なお話を聞かせていただきました。

伊勢西国三十三所資料群
東京から伊勢西国三十三所巡礼の団体参拝ご一行、宗徳寺へ来るときに上って来たカーブミラーの先に県指定の重要文化財の五輪塔がある、伊勢西国札所の元××番というのはなぜあるのか、野登寺の上寺の話 等々
鶏足山の名前の由来
あと野登寺の山号が鶏足山であることの由来を聞いてみました。
説明の後


野登寺の御朱印をよく見ると鶏が描かれている!

野登寺のニワトリ
しかし後で調べたら由来は伊勢西国三十三所霊場解のHPに書いてありました…


伊勢西国三十三所 宗徳寺の御朱印
ご住職に押していただきました

宗徳寺の御朱印
有意義なお話を拝聴することができましたが
時間は完全にぶっちぎってしまいました!
現在時刻12:00前



苦笑されてしまいましたが

宗徳寺から円福寺までの地図
なんと住職に地図をコピーして頂きました

円福寺までの地図
21番 円福寺までは、宗徳寺の南の坂道を下りて、川の方へ向かうと県道11号線に出るので、あとは基本道沿い。ゴルフ場が目印。住職に蛍光ペンでルートまで書いていただきました。
お礼を言って宗徳寺を後にします。
円福寺までの距離は約5km!腹を括って歩きますよ!