伊勢西国三十三所観音霊場 21番札所円福寺に到着
祭 祀:十一面観世音菩薩
御真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
※伊勢西国三十三所のパンフレットには聖観世音菩薩となっていますが
御朱印帳では十一面観世音菩薩になっています。真相は…
22番宗徳寺から歩いて1時間
JR亀山駅から白川ルートバス 円福寺前バス停下車すぐ
円福寺の屋根が見えます
壁の向こうに屋根が見えます。

円福寺の屋根
とうとう到着しました。伊勢西国三十三所21番札所 円福寺。思わぬ同行者が出来て予定以上の時間がかかってしまいました。
円福寺を含めてあと3件を一日でまわる予定です。

ちょっとあせるな…
しかもおじさんはお寺の中までついてくるつもりのようです。
はじめての黄檗宗のお寺
ちょっとレアな宗派です

黄檗宗のお寺
江戸時代に中国の僧侶 隠元にもたらされた宗派。日本では曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の禅を重視するを総称して禅宗と言ったりします。そのなかでも黄檗宗は禅もするし、念仏もするというハイブリッドな教え。
凡夫の私は浄土真宗の「念仏して阿弥陀様の本願を信じなさい」よりも

と思ってしまいがちですがどうなんでしょう?私は念仏しかしませんが(笑)
そういえば伊勢西国三十三所観音霊場は平安時代から続く古巡礼ですとパンフレットに書いてありましたが、黄檗宗は江戸時代に日本に来た宗派ですよね?
なぞが一つ増えました

円福寺の駐車場情報
もはや恒例ですが、今回は写真が少なめです
上記の入り口の石柱付近(北側入り口)に墓地があり、車を停められそうなスペースがあります。
または

南側から見た場合
円福寺前の広い道路、先ほどの石柱入り口付近から南へ直進。矢印から入ると参道へ入れます。

円福寺南側
参道の入り口付近にベタ付けすれば駐車できなくもないスペースがあります。右側に広場がありますが、柵がしてありました。
この先には山門があります。
おじさん曰く、

円福寺山門外側

だそうですが

やめた方がいいと思います。自己責任で停めるか円福寺へお問い合わせください。
伊勢西国三十三所 円福寺の境内
脇の入り口から入ると目に付く経蔵

円福寺の経堂
新しい建物に見えますが市指定の文化財。

円福寺の庭園
お寺の境内の奥に入ると ちょっと森のようになっていて、庭園も整えられ立派なお寺です。
平地なのになんだか気候が涼しい気がします。
いろいろ境内を見てまわりたいですが、おじさんが何かと声をかけてくるのがだんだん煩わしくなってきました…
円福寺の本堂
本堂でお参りしたいと思います

円福寺本堂へ
黄檗宗の念仏はナムアミダブツとは発声しません。中国語の音でナムオミトフと発声します。
となると般若心経も中国語の発声で唱えなくてはいけないのか?
考えても仕方がないわからないしいつも通りの発音で唱えました。

無理やり漢字をあてたものだから一緒だよな
おじさんは般若心経を唱える間 ジ~っと私を見てました。集中集中

円福寺本堂
左側に伊勢西国三十三所の案内板が見えます。黄檗宗という宗派に今までご縁がなかったので、本堂の中もじっくり見たかったですが、閉まっていてよく見えず。珍しい中国様式の飾りだったんでしょうか?


御朱印をいただきます
御朱印は本堂に向かって右側の庫裏で

円福寺庫裏
御朱印を頂くために、庫裏の方へ。玄関の前に珍しいものが下げられていますよ!
円福寺 庫裏の前に下げられた魚鼓(ぎょこ)
魚板(ぎょばん)といったりもします

円福寺魚鼓(ぎょこ)
僧侶達に時を知らせるために叩く魚鼓(ぎょこ)。インターフォンの代わりに叩いてはいけません。
魚の形をしている理由は木魚と一緒。寝ているときでも目を瞑らない魚のように寝る間も惜しんで修行に励みなさいという戒めがこめられています。
本堂の中もきっと珍しい仏具満載だったのではないでしょうか?残念…
さて御朱印をと思ったらミステイク!
100円玉に両替するのを忘れていました

円福寺御朱印受付
お賽銭用の小銭入れの中に500円玉1枚、50円玉2枚、10円玉10枚…
写真右上の納経料入れにはなぜか10円玉3枚しか入っておらず、お釣りをもらうのは絶望的。(納経料は300円なのに なぜ10円玉が?)

いつもは自販機で崩したり小銭はあらかじめ用意してましたが、朝の電車とバスに2回乗ったところで使い果たしたのに気がつきませんでした…
伊勢西国三十三所 21番札所 円福寺の御朱印

円福寺の御朱印
もう少し境内をゆっくり見たかったんですが、移動手段も経路も決まっていないので先へ進みたいと思います。
次の目的地 伊勢西国三十三所観音霊場元19番 蓮光寺へ行く予定?

