伊勢西国三十三所観音霊場 3番札所 松尾観音寺
御本尊:十一面観世音菩薩
御真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
伊勢西国三十三所観音霊場 松尾観音寺に到着しました。
伊勢西国三十三所観音霊場 松尾観音境内
ちょっと疲労がたまってきて参道の写真を撮りそびれました
3月10日からはじまる初午大祭の準備のためテントが張られ、本堂の前にかかっている幕もパンフレットのものよりもカラフル
令和3年の初午大祭は3月10日、11日。1年で最もご利益があり、1300年の歴史がある特別な秘法でお祓いがしてもらえる前日に訪ねました。

お寺ですが奥の方には鳥居が見えます。小高い丘の上にあり、木々に囲まれています。幹線道路が近いのに空気が澄んでおり、車の騒音などは聞こえません。静謐な雰囲気のお寺です。
ですがすぐ隣は高校野球三重県大会で御馴染みの伊勢ダイムスタジアム(元伊勢球場)。高校野球シーズンになるとダイムスタジアムからの歓声がけっこう聞こえそうです。
松尾観音寺の本堂
なぜか本堂の前に「出口」と貼ってありますが、理由は向かって左側から本堂に入り、お参りが終わったら正面から出てくる
システムのため。
本堂内には参拝者がソーシャルディスタンスを取って順番にお参りするための待機場所が表示してありました。
※本堂内は写真撮影禁止
本堂に祀られているは十一面観音菩薩。本堂から出火した際に二頭の竜が大火からご本尊を守ったという伝説があり、山号の龍池山の由来となったそうです。
龍の木目が浮かび上がっている「撫で龍」や厄除け、縁結びとご利益が多いので熱心にお参りしている方も見受けられます。人がいなくなるタイミングを計ってちょっと早口で般若心経を唱えました。
また松尾観音寺では 御祈祷後にお札やお守りを頂き、それの代わりに何か自分の身に着けているものを境内に残していくと厄落としの効果があると言われています。
松尾観音寺の御朱印
本堂向かって左側、写真のテントの前の建物で御朱印を受け付けてもらえます
御朱印をもらった後、中の女性の方と少しお話しました。



伊勢弁?三重弁?京都弁に似たアクセントの上品な発音にちょっとハンナリした気分になりながらも、本当は高尚な理由なんてないので罪悪感が…
広い境内の中には千手観音菩薩の他にもお堂やお地蔵さんが祭られてたので手を合わせて松尾観音を後にしました。
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