安渡寺から星川駅までダッシュ
まだ10時過ぎとはいえ、今日はいなべ市の最果て西藤原駅まで行くことを考えると、お寺でボンヤリしているヒマはありません。
ちょっと滞在時間が短めでしたが走ります。

先ほどの住宅街

星川駅へ戻る道
走ると汗ばむような陽気の中、先ほど駆け抜けてきた住宅街を逆戻りで星川駅へ向かって走ります。戻らず一つ先の七和駅へ走る手もありますが、星川駅の方がやや近いし、乗り遅れた時に入れる施設があるので選択の余地はありません。
七和駅は昔バラックみたいな建物でしたが今はどうなっているのか?
横目で見た北勢線の鉄橋
どうみても一本橋です

北勢線の橋
小さい電車といえど鉄の塊。けっこう重量があるでしょう。

風が吹いたらスリル満点ですが、時間がないので深く考えるのはやめときます。
星川駅の駐車場
無料で停められる駐車場ですが

星川駅駐車場
そういえば手前の蓮花寺駅にもありました。

…とこの時は思いましたが
東員駅、大泉駅、楚原駅、麻生田駅 終点阿下喜駅に近い方にも駐車場が整備されていました。おそらく桑名乗換えで名古屋まで通う人用の駐車場のようです。
いなべ市は完全に車社会。とはいえ車で毎日名古屋まで運転するのはしんどい。北勢線の駅に車が停められるのは、乗客にとっては利便性の向上。三岐鉄道にとっては乗客の確保につながっているということでしょう。
星川駅から北勢線に乗ります

星川駅に来る電車
今回もなんとか間に合い星川駅を10:19出発。電車は黄色い車体のスタンダードなやつが来ました。

北勢線車窓
乗り遅れたら1時間 MEGAドンキで過ごさなければならないところでした。たまの休みならそれも楽しいかもしれませんが、いなべの山奥まで行って戻ってくる時間を考えるとそんなロスはできません。
走ったからしばし休憩。車窓から外をボンヤリと眺めます。もちろん先ほどの鉄橋はなんともありませんでした。
北勢線の車窓から
星川駅あたりまでは市街地を走りますが、七和を過ぎたあたりから田んぼや畑が増えてきます。しかしこれでも昔に比べると新しい住宅が増えた方。七和駅の駅舎もきれいに塗り替えられていました。そしてきれいになったのに無人駅に…

北勢線のキャラクター
楚原駅で停車したので撮りました

北勢線の萌えキャラ
北勢線はやたら待ち合わせや車両交換で時間調整します。3分停車とアナウンスがあったのでホームに降りて撮りました。萌えキャラの楚原れんげ。
同じ車両に何人か乗り合わせた人がいましたが、巡礼で人前で般若心経を唱えることで精神が鍛えられました。人の目なんて気にしませんよ。
有名な撮影スポットめがね橋(の上から)
これが有名なめがね橋です。(土木学会選奨土木遺産)

眼鏡橋を通過するところ
といっても電車に乗っている状態なので普通に川を通過しているだけです。あぜ道や土手が有名な撮影スポットになっていますが、今日は撮影者はなし。
鉄道好きの同士に手を振ろうかと思ったんですが(笑)

最高速度時速30kmですが
森をつっぱしれ!

森の中
麻生田(おうだ)駅を過ぎると北勢線の旅も佳境に入ってきます。北勢線は最高時速30kmしか出ていないのに 森の木々が当たりそうなくらい近いので数字以上に出ている気がします。体感で時速60kmくらい!
終点阿下喜駅に到着

北勢線阿下喜駅
11:05、北勢線の終着駅、阿下喜に到着しました。西桑名~阿下喜まで乗り北勢線を制覇!ゆれたり、轟音を発したり楽しい電車の旅でした。色々楽しめましたが、まだまだお昼前。今から歩いて三岐鉄道三岐線の「伊勢治田駅」まで歩きます!
今日は無茶しますよ~