阿下喜駅から歩いて伊勢治田駅へ
三岐鉄道北勢線の終点、阿下喜駅へ到着しました。

終点阿下喜
ここから歩いて三岐線の伊勢治田駅へ向かいます。距離は約2km徒歩で20分くらいといったところです。写真は最西端のナローゲージ駅阿下喜という看板。では最東端は西桑名か?と思ったら黒部峡谷鉄道本線の欅平駅でした。
では最南端こそ西桑名だろう!またまたハズレで蓮花寺の方がやや南な上に正解は四日市あすなろう鉄道の内部駅でした…

今日の予定ルートおさらい
三岐鉄道は平行に走っているので 阿下喜ー治田間は歩いて行くことは前述の通りです

イメージ図
北勢線 麻生田と三岐線 丹生川間も歩けそうですが、せっかくなんで終点まで乗りたかったので阿下喜で下車。まず歩き出す前に周辺で情報収集。
阿下喜駅のロータリー
駅前にバス乗り場があるようです。阿下喜駅も昔に比べるときれいになりました。(趣がある駅舎が好きだったのに…)

阿下喜駅ロータリー
ちょうど停まっているワゴン車がいなべ市が運行している福祉バス。けっこう路線図が複雑で初見殺しです。乗るなら運転手さんに行き先を確認した方がいいでしょう。
歩くつもりですが、何の気なしに見ていると(路線図見るの大好き)
衝撃の事実

いなべ市福祉バス時刻表

赤枠で囲まれてませんが、一番左も「伊勢治田駅」まで行けます
わざわざ歩いて行く必要がないことが発覚しました。
※しかも無料。だたし土日祝日、年末年始は運休なのでご注意ください。
ここで選択肢が出ました
初志貫徹!もちろん予定通り歩く
水は低きに流れる 楽な方に流れてバスに乗る
昼ごはんを食べてから考える

せっかくなんで歩きます
現在時刻11:07。いなべ福祉バス 市役所線右回り11:36に乗れば10分たらずで伊勢治田駅に着きますが、それより早く着くのが目標。

阿下喜駅から歩く
いつもより歩くペースを上げていきます。阿下喜駅を背にして、中京銀行の方へ向かって左へ曲がります。駅前にセブンイレブンがありますが、食べるところはあるのかな?
むかしは北勢スーパーがあって、フードコートや中華料理屋があったんですが、今はなくなっています。

阿下喜の橋
橋を渡ってまっすぐ。橋の上から工場と鈴鹿山脈が見えます。
山から吹き降ろす風
風が冷たい。すでに山の空気

鈴鹿山脈
阿下喜駅で降りた時に感じましたが、ここは桑名市内にくらべて気温が低いです。山の上から冷たい空気が容赦なく吹き降ろしてくる!しかも橋の上で遮蔽物なし。4月半ばなのに気温は15度。夏はすごしやすそうですが…
右下の工場は山から削った石灰石をセメントに加工している工場です。それを三岐鉄道東藤原駅からどんどん貨物輸送しています。完全に余談です。

分岐点ですがどっちでもOK
坂道しんどそうだし左へ折れる方向へ。見た目にはまっすぐ。広い道路(国道365号線)に出ます。
右の広い道に行っても行けますが、案内板に「宇賀渓 菰野町 キャンピングパーク」と書かれていたので勝負を避けました。

予想通り結局同じ道に出ました。
国道365号線へ

東村信号から365号線
広い道を右へ曲がります。坂道を嫌がらずにさっきの道をまっすぐ行けば わかりやすかったのにアホです。

権現坂
少し上っていくと見えてくるミニストップ。脇の坂を上っていきます。ここで補給をしておかないと聖宝寺まで食料を確保できる店はありません。藤原岳登山道入り口の山小屋で喫茶店があるのみです。

ミニストップの坂
あとは集落の中をまっすぐ進めば治田駅まで一本道です。

治田集落

治田集落2
脇に寄り道しなければ大丈夫。ときどきバス停がありますので、それを見失わなければ迷うことはありません。

踏み切りが見えてきました
線路があると言うことは必然的に電車が走っていると言うことです。

治田駅はどこ?
ですが、線路はあるのに駅舎が見当たりません。線路に入って見渡してもわからず。
まあ建物の死角に隠れて見えなかっただけですけどね。正解はJAの倉庫の駐車場の奥にありました。

伊勢治田駅
ちょっとバラック風で趣のある駅舎。目的の伊勢治田駅に到着しました。到達時間まあまあ急いで歩いて20分くらいでした。